本ビルは1階に調剤薬局、保育所、2階にテナント等で構成された複合ビルとして計画されました。外観は周辺建物との調和を考えて、白色をベースに黒いサッシと水平ラインを強調したコンクリート打放しの庇が特徴です。また2階窓は隣接する病院の縦長窓に呼応するよう、横幅のある窓から細い窓に変化させています。

内部構成は共有部分を建物の中心に配置し両サイドに調剤薬局や保育所、テナント事務所等置くことでコンパクトでありながらテナント有効面積を確保できるよう配慮しました。

2階にあるテナント用スペースは、床を下げた2重床構造とすることで水回りの配置の自由度を高めています。