本施設は、根室市内初の幼保連携型認定こども園として計画されました。

本幼稚園の歴史は古く大正13年までさかのぼります。その当時から現在まで愛称「トンガリ幼稚園」として親しまれていた「三角屋根」と、北海道開拓の頃から採用されていた「上げ下げ窓」を現代風に表現し、二層吹き抜けのガラス張りの円形ホールを外観の特徴としています。

1階に幼稚園管理用諸室と調理室、ほふく室、乳児室、2歳児用保育室を設け、２階には遊戯室と図書コーナー３、４、５歳児の保育室を設置しています。

新園舎内部空間の最大の特徴は、年齢差のある園児が一緒に遊べるガラス張りで自然光のたっぷり入る開放的な吹抜け円形広場です。その中に1階と2階をつないで園児たちの遊びの空間にもなり、階段に代わる「ハイハイ」でも上がり下がりできる螺旋状のスロープを設ました。全ての園児が遊び、学び、交流できる施設を目指しました。