本施設は本部棟（オフィス・バンク）に畜産総合施設を併設した建物で、90周年を迎えた2021年11月に完成。

「共同の森」をコンセプトとし、士幌農業の歴史の継承、心象風景に残る魅力的で重厚な建物、地域と人をつなぐ交流の場を目指して計画しました。
外壁は十勝平野の土壌をイメージしたレンガタイル張、ファサードは森と空をイメージしたカーテンウォール、内部は木の温かみが感じられる空間を演出しました。2階には600人以上収容できる大ホールを設けています。

敷地内には歴史の継承の場として歴代組合長の銅像を配した散策広場と、地域との交流の場として憩いの広場を計画しました。