2016年に発生した台風および豪雨災害によって失われてしまった、地区集会所の建て替え施設として計画されました。

外観は多世代の地域住民の方々が集う場として、人々を迎え入れるように門型の正面デザインとし、また、周囲の豊かな自然の中にシンボリックなイメージをもつよう計画しました。

内部は集会室と会議室と2室あり、災害時の避難場所となった際もプライバシーに配慮して利用できるようにしています。また集会室に隣接させた調理室は、地域住民の方々と話し合いを行い什器の計画を行いました。多人数で同時利用しやすいように、広めのシンク付作業台をアイランド型に設けています。

日高町の地域の恵みである食材を通して、地域交流も充実していくよう願い計画しました。