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沖町住民センター

DATA

業務設計・監理 竣工年2015年
発注者古平町 所在地古平町
構造木造 地上1階 規模137 m²
概要集会所

POINT

老朽化した既存集会所の建替計画です。
避難施設にもなりうる建物ですが、通常は地域住民の集会に利用されます。
中心に集会室として大空間を確保し、その他の部屋をつなげることで建物の用途を明確なものとしています。構造上大きくなった梁を活かし、200mmほど見せる方法をとったことで、空間に木材の温かみがプラスされました。
また、山々に囲まれ自然豊かな土地の見慣れた風景を、この集会室から窓として切抜く事で違う風景として認識されることを考えました。ファサードはすっきりとした印象とするため、フラットと竪ハゼの鋼板を組み合わせています。入口に設けた化粧パネルは、北側からの強い海風に配慮しながら、印象を引き締める役割を担います。
高齢化が進み、人々の繋がりが希薄となる中、何気なく集まれる憩いの場となるよう計画しました。